広がり続ける異世界というジャンル
ここ最近漫画界で広がり続けているジャンルがあります。もし本屋などで漫画をよく見ている人なら目にしたことがあるかと思います。「異世界もの」というジャンルを。
どこから始まったのかわかりませんがなろう系と呼ばれる「小説家になろう」というサイトで始まったと言われています。
今となってはなろう系出身の単行本、web漫画、ラノベ(ライトノベル)、とても幅広く浸透しているジャンルです。
今日は、最近私個人的に注目している異世界ものについて書いていきたいと思います。
そもそも異世界ものって?
作者の方々は個性を出すために設定に誤差があるけれど、ただ一つ、どの作品にも同じ設定があります。それは、「主人公が転生している」ということです。
1巻の冒頭で十中八九主人公は死に至ります。そして、異世界に生まれ変わり第二の人生を送るのです。
異世界ものでは、ほぼすべての作品で主人公は前世の記憶を引き継いでいるため、貴重な知識を持っていたり、特殊な能力を持っていたりします。
設定が似ているなら量産型ばかり?
根本的な設定が似ているということもあり、よく言われているのは量産型ばかりで面白くない、ということです。
しかし、実際に一つ一つ見ていくとしっかり作者が描きたい設定があって意外とそれって作品一つ一つ違うんですよね。なので、見ていて全く飽きません。
そして主人公は基本的に特殊能力を持っている設定がほとんどな為、俺TUEEものが多いです。最強の主人公VS異世界の最強みたいなバトルも見ていてとてもワクワクしますよね。
量産型なんて言わせない、魅力ある作品
量産型ではないと言っても初期設定は似ている物が多いですが、その中でも読んでワクワク感や爽快感が桁違いな作品はやはりあります。
私的にオススメと感じる漫画を3つ紹介します。
サラリーマンだった主人公三上 悟(みかみ さとる)は事件に巻き込まれ、死んでしまう。そして転生を果たし水面に映った自分を見てみるとスライムに転生。
転生した場所は洞窟でそこで1匹の竜、暴風竜ヴェルドラ・テンペストに出会う。
すぐ食われるかと思いきやヴェルドラは襲ってこない。封印され身動き取れなくなっている。
そんな中ヴェルドラからの提案がある、しゃべり相手(友達)になってほしいと。
そして三上はそれを承諾し、ヴェルドラに名を付けてもらう。
リムルはヴェルドラを吸収し、ヴェルドラの封印を解く術を探すべく旅に出る。
大人気なオンラインゲーム「ユグドラシル」だが、その人気も長くは続かずサービスが終わる事になる。
そのゲームがあと数時間で終わるというときに、会議室のような洋室で一人椅子にかける不気味な風貌の男が一人。
このゲームで最も強く、最も崇高な男アインズ・ウル・ゴウン。
そしてゲームが終わる00:00分。
しかし待ってもゲームはいつまでたってもサービスが終わらない。
不思議に思いログアウトしようとするがログアウトできないアインズ。
それどころがNPCだったキャラクター達が意思を持ちしゃべっている。
最強だった称号を持ったままユグドラシルの世界に彷徨ったアインズはこれからどんな転生生活を送るのか。
RE:ゼロから始まる異世界生活
夜のコンビニで買い物をするジャージ姿の主人公、ナツキ・スバル。
そしてコンビニを出た時誰かの声がする。そして目の前が一瞬暗くなると次目を開いた時には昼の、しかも見覚えのない街並み。戸惑いながらも街を探索するスバル。
路地裏に迷い込んだ際スバルは3人のチンピラに会い、その3人を刺激してしまいナイフで刺されてしまう。
死んだと思ったスバルだったが、また目を開けると先ほどみた街並みに見覚えのある人たち。
死に戻りの力を手に入れたスバルはなぜ、自分がこの世界に呼ばれたのか。その調査に出る。
まだまだ広がり続ける異世界ブーム
いかがでしたか。今回はすごく特徴的な3つの漫画を紹介させてもらいましたが、探してみるとまだまだ異世界ものの漫画があります。
皆さんも一度書店などで手にとってみてはいかがでしょうか。
以上。むーなか(muunaka0202)でした。