新・魔法のコンパス
1時間で読めるビジネス書「新・魔法のコンパス」
今回の『新・魔法のコンパス』はゼロから全部書き直して、『お金』や『広告』についての最新のトレンドというよりかは、『お金』や『広告』を知る上で押さえておかなければならない普遍的な内容にフォーカスしてみることにしました。
先日、発売した「新・魔法のコンパス」
普遍的なルール、しなやかに歩くための羅針盤を“現代の革命家”キンコン西野がキミに授ける。
1.希少価値を高める
収入の高い人と低い人の違いってなんだろう?
「仕事の大変さ」か。
いや、仕事の大変さなら深夜のコンビニのアルバイトや真冬の警備員なんてめちゃくちゃ大変だ。
でも
いわゆる高給取りじゃない。
「技術力」かな。
確かに一つの分野で考えれば、技術力の高い方が給料もあがりそうなものだけれど、「スーパーのレジ打ちの技術と、野球選手の送りバントの技術どっちが上—?」なんて比べられない。
どうやら、「技術力が高ければ給料が高い」とも言い切れないようだ。
答えを言うと、収入の大きさを決めているのは、「仕事の大変さ」でも「技術力」でもない。
「希少価値」だ。
「100人に1人の人材になる」か「100万人に1人の人材になる」かで収入は変わってくる。
当然、替えが効かない人材になった方が収入は増える。
早い話、収入を増やしたければ「100万人に1人の人材」になればいいんだけど、それは確率でいうと「オリンピックのメダリスト級」でそこにたどり着くのは難しい。
2.職業の掛け合わせで希少価値を上げろ
「1万時間の法則」という法則があります。
簡単にいうと、「一つの分野に『一万時間』費やせば100人に一人の人材になれますよ」という話。
1万時間というと、毎日9時間頑張って、、3年くらいかな。
例えば、キミが最初に1万時間を費やしたポイントを「A」とする。
キングコング西野の場合だと「A」はお笑いとする。
「A」に1万時間を投下して「100人に一人」の人材になったならば、次は全く違う分野「B」に乗り込んで、そこで1万時間費やす。
「B」でも「100人に一人」の人材になれるわけだ。
キングコング西野の場合だと「B」は絵本だね。
この「A」と「B」の両方を兼ね備えてる人間は「100人に一人」×「100人に一人」なので、1万人に一人。
この瞬間に希少価値が一気に上がる。
漫才ができる絵本作家は「一万人に一人」しかいないわけだ。
今、日本で「芸人×絵本」の仕事は、大体キングコング西野に転がってくる。
ここでのポイントは「A」と「B」をなるべく話しておくこと。
例えば、「A」でサッカーに1万時間費やして、「B」でフットサルに1万時間費やしても、細かくみれば「1万人に一人」には違いないけど、仕事の幅としては狭い。
めやストしては「○○のくせに、、」と揶揄されるくらいが丁度いい。
「芸人のくせに絵本を描きやがって、、。」
「タクシードライバーのクセに英会話講師しやがって、、。」
こんな感じで、掛け合わせる職業はなるべく離しておいたほうがいい。
「移動中に英会話レッスンができる個人タクシー」なんてめちゃくちゃ重宝されると思うよ。
3.自分の「信用面積」を拡げろ
「A」に1万時間を投下し、「B」に1万時間を投下して、キミが「1万人に一人」の人材になったら、次は全く違う分野の「C」に乗り出して、今度はそこに1時間投下してみよう。
キングコング西野の場合だと、「オンラインサロンオーナー」だね。
「A」と「B」と「C」の三つを押さえた人間は、「1/100×1/100×1/100」なので「100万人に一人」となる。
「A」に3万時間を費やすより、「A」「B」「C」にそれぞれ1万時間を費やした方が希少価値をあげやすい。
「A」「B」「C」の三点を結ぶと三角形ができる。
さっきまでは「A」と「B」を結ぶ“線上”が「需要」だったけど、今度は「A」と「B」と「C」を結んだ三角形の“面積”がキミの需要になり、仕事の幅は一気に拡がる。
この三角形の“面積”のことを「クレジット(信用)」と呼ぶんだけど、当然、クレジットが大きければ大きいほど、需要が増える。
収入を増やすには、このクレジットを大きくすればいいわけだ。
複数の職業を掛け持つ「複業家」になることで、お金を生む力がぐんぐんと膨れ上がるわけだ。
4.まとめ
新・魔法のコンパスでは1.お金 2.広告 3.ファン の大きく3章に分かれて書かれている。
語り口調で読みやすい作りとなっているので、西野さんの思考を読みたい方はぜひ、一読を。
以上、むーなか(@muunaka0202)でした。
「MOROHA」
今日、何気なくYouTubeを見ていた時にオススメ動画に上がってきた動画を開いた。
凄くオシャレなアコギが流れてそこで一度鳥肌がたちました。
そして声が聴こえた時もう一度鳥肌がたちました。
タイトルを見てみると「MOROHA」というアーティストでした。
今日知ってにわかではありますが、共有したいと思い記事を書いていきます。
1.「MOROHA」とは
「MOROHA」とは日本のラップグループでメンバーは2人。
高校の同級生だった二人で結成されたアーティストです。
2010年のサマーソニックへの出場をかけて争う「出れんの!?サマソニ!?」にエントリーした際、審査の過程において曽我部恵一から「MOROHA、本当にヤバい。事件だと思います。」と評され、曽我部恵一賞を受賞した。
引用ウィキ
2.曲紹介
革命
私はYouTubeで聴いたのはこの曲でした。最初に聴こえてきたアコギがとてもオシャレでどんな声でこれを歌うのかと思っていたら声が聴こえた瞬間再度鳥肌がたちました。
その声はアコギに合っているとはとても言い難い声で、でもしっかり声と曲がマッチしていて言葉一つ一つに力がありました。
tomorrow
MOROHA『tomorrow』Official Music Video
2曲目に聴いたのがこの曲だったのですが、この曲もとてもよく、歌詞を聴いていると社会の歯車になってしまった自分への葛藤や叶わなかった少年時代の夢など、一人一人少なからずそういった感情を持ち、それを押し殺しながら暮らしている。それがひしひしと伝わる曲でした。
3.まとめ
今日YouTubeを開いてよかったと思う気持ちと誰かにこれを伝えたいという気持ちが湧いてきて急遽この記事を書きました。
この初めてのモノに触れた時のワクワク感はたまりませんね。
みなさんも是非「MOROHA」聴いてみてください。
以上。むーなか(@muunaka0202)でした。
THE 1975
THE 1975
イギリスのマンチェスター出身のオルタナティブ・ロックバンド。デビューアルバムである「The 1975」はUKチャートで初登場1位を記録している。
このバンド名は、フロントマンであるマシュー・ヒーリーが読んだ、ビート族(1950年~1960年ごろ米国社会に幻滅し、脱社会的放浪生活を送った若者たち)についての小説の最後のページに書いてあった「1975年6月1日」からとられた。
オススメ曲5選
Chocolate
The 1975 - Chocolate (Official Music Video)
彼らを有名にしたのは間違いなくこの曲でしょう。
センチメンタルな曲調に、甘いマシューの声がマッチしている耳触りがいい。
“Chocolate” はマリファナという意味。
葉っぱに溺れたカップルを描いた曲ですね。
Girls
The 1975 - Girls (Official Music Video)
MVの冒頭で、POPなMVとは何かを熱く語っています。
80年代のPOPミュージックを彷彿させるリズム。
THE 1975といえばこの曲というファンも多くいるのではないでしょうか?
Robbers
The 1975 - Robbers (Official Music Video) (Explicit)
互いにドラッグに溺れ、依存しあっているカップルを描いた曲。
THE 1975の歌詞は、こういった少し偏った恋愛観や依存しあうカップルを描いたものが多いです。
今は更生したようですが、ボーカルのマシューがドラッグ中毒だったことが大きく影響しているかもしれませんね。
The Sound
The 1975 - The Sound (Official Music Video)
軽快なシンセポップの曲調と繰り返されるサビの気持ちいいメロディ。
君のことは覚えてないけど、心臓の鼓動の音は覚えているよ。
というニュアンスが歌詞から読み取れますが、ワンナイトラヴのことでしょうか。
プレイボーイでも知られるマシューのことですからね。
TOOTIMETOOTIMETOOTIME
The 1975 - TOOTIMETOOTIMETOOTIME
ダンスミュージックのようなノリの良い楽曲。
サビで繰り返される
I ONLY CALLED HER ONE TIME
MAYBE IT WAS TWO TIMES?
I DON'T THINK IT WAS THREE TIMES
というフレーズが頭のなかでぐるぐる回って離れません。
まとめ
2010年代のバンドはこれまでのところでいえば僕らなんだよ。
という発言をしているTHE 1975のフロントマンのマシュー・ヒーリー。
アルバムを出すごとに成長している彼ら。
まさに現代のロックスターといってもおかしくないと思います。
SUMMER SONIC 2019で来日も決まっているので、興味を持った方はいってみるのも面白いかもしれませんね。
以上、むーなか(@muunaka0202)でした。
「THE TEAM」
人間が一人でできることは限られている。
この世に存在する全ての人間が、他者と協働することで「自分一人ではない何か」に取り組んでいる。
本書は「チームの法則」の決定版を届けたいという想いがあり、読んでいただいた全ての読者が「あなたのチーム」を作れるようにという願いが込められています。
「チームの法則」は
A: Aimの法則
B: Boardingの法則
C: Communicationの法則
D: Decisionの法則
E: Engagementの法則
の5つの法則(頭文字を取るとABCDE)から構成されています。
皆さんは「チーム」とグループの違いは何かと尋ねられたらなんと答えますか?
本書で言われているのは、共通の目的を持っているかどうかです。
本書では「共通の目的を持った二人以上のメンバーがいる集団」
これを「チーム」と呼びます。
- A.目標を正しく設定するのが良いチーム(Aimの法則)
- B.戦える仲間を選べBoardingの法則
- C.最高の空間をつくれ(Communicationの法則)
- D.進むべき道を示せ(Decisionの法則)
- E.力を出しきれ(Engagementの法則)
- まとめ
A.目標を正しく設定するのが良いチーム(Aimの法則)
目標を正しく設定するのが良いチームだ。
適切な目標設定がなされていなければ、メンバーのあらゆる努力が無に帰す、と言っても過言ではない。
その際に重要なのは、チーム活動の意義が設定されていること。
自分たちのチームはなんのために存在するのか?数字や作業を積み上げた先に何を実現したいのか?
ここを言語化して初めて、メンバーたちは自主性や創造性を発揮します。
チームが何のために存在し、どんな影響を与えていくべきなのかという意義目標を全てのメンバーが意識し、自発的に行動(行動目標)し、成果(成果目標)をあげるチーム作りが求められています。
B.戦える仲間を選べBoardingの法則
「ビジョナリーカンパニー2」において、著者のジム・コリンズは「誰をバスにのせるか」が企業経営で最も大切ことであり、「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」べきであると説きました。
メンバー選びということに関しては「誰をバスに乗せるか」と同時に「誰をバスから降ろすか」ということも重要です。
本書では「チーム」を環境の変化度合いや人材の連携度合に応じて4タイプに分けています。
チームには絶対解があるのではなく最適解がある
という前提のもとそれぞれのタイプに応じてどんなメンバーを選ぶべきなのかを論じています。
現在のビジネスのトレンドは流動性・多様性のあるチームです。
しかし、チームによってはむしろ、流動性がない、または多様性が必要ないケースも存在します。
それを踏まえて、チームメンバーを選ぶ際は活動に合わせたメンバーを集めることが大切である、と言えます。
C.最高の空間をつくれ(Communicationの法則)
環境変化のスピードが日に日に速くなっている中で、チームのルールもあっという間に陳腐化する時代になってきました。
時代に求められるのは、ルールよりもコミュニケーションです。
本書では「相互理解」や「心理的安全」というキーワードがあがっています。
Googleも「心理的安全」というキーワードをチーム作りに置いて重視しているようで、「生産性の高いチームは心理的安全性が最も重要である」と言っています。
心理的安全がないと、チームに悪影響を及ぼします。
1.無知だと思われる不安(Ignorant)
2.無能だと思われる不安(Incompetent)
3.邪魔だと思われる不安(Intrusive)
4.批判的だと思われる不安(Negative)
心理的安全が低いチームは、常に4つの不安に晒されます。
このような状態では、一人一人のポテンシャルを最大限に発揮できません。
昨今では「1on1」という施策が注目されています。
上司と部下の1対1の面談をさしており、シリコンバレーの多くの企業で取り入れられております。
上司は業務のことだけでなく、部下本人のキャリアやコンディションに関することもしっかりヒアリングすることで、上司の部下に対する理解が促進されます。また、傾聴や支援をすることで心理的安全が促されます。
多くの企業が注目しているのは、企業内でのチームコミュニケーションの重要性が増していることと、効果的なコミュニケーションの中のためにメンバーの相互理解や、チーム内の心理的安全がポイントになっていることを表しているのではないでしょうか。
D.進むべき道を示せ(Decisionの法則)
チームの意思決定には3つの方法があります
一つ目は「独裁」
チームのなかの誰かひとりが意思決定する
二つ目は「多数決」
チーム全員の投票で多数の賛同を得た案で意思決定する
三つ目は「合議」
チーム全員で話し合って意思決定する
これらの意思決定は、必ずしもどれか一つが優れているわけではありません。
「みんなが話し合って決めるのが良いチームだ」
と言われることが多いですが、
「誰かが独断で決めるのが良いチームだ」
ということも大いにあり得ます。
チームで意思決定する際には、議論や検討を始める前にどの意思決定方法を用いるかを決める、ということが非常に重要です。
例えば、合議では
選択肢を選ぶための基準を決める
→その選択基準の優先順位を決める
→優先基準に合致する選択肢を選ぶ
この流れが重要です。
ついつい私たちは、選択肢同士を比較して、どちらを選ぶべきなのかを考えてしまいがちですが、それではいつまで立っても結論は出ないことがあります。
また、結論が出たとしてもなぜそのような結論に至ったのかを説明できないことが多くあります。
また、正しい独裁はチームを幸せにします。
ソフトバンクの孫さんはトップダウンでスピーディーに意思決定をするように、昨今のビジネスではスピードが求められます。
まず、どのような方法で意思決定するかを意思決定する。
リーダーはチームメンバーの反発を恐れず大胆に決断します。
そして自分たちのチームでの決断を、メンバー全員で正解にして行きます。
このような意思決定に対する適切なスタンスをメンバー全員で共有することによって、意思決定の制度は飛躍的に上がります。
E.力を出しきれ(Engagementの法則)
チームメンバーのモチベーションに関する誤解の一つに
「メンバーのモチベーションを高めるためにはリーダーが情熱的に語りかけることが大切だ」というものがあります。
「気合を入れろ!」「根性はあるのか!」「モチベーションを上げろ!」と言っていれば、チームメンバーのモチベーションやエンゲージメントが上がると勘違いしている人がいます。
しかし、それは適切なアプローチではありません。
エンゲージメント力を高めるのに必要な4Pというものがあります。
Philosophy (理念・方針)
Profession (活動・成長)
People (人材・風土)
Privilege (待遇・特権)
の4つです。
チームとしてのエンゲージメントの総量を高めるために、4Pのうちのどれでエンゲージメントを高めるのかを絞り込むのは有効なアプローチです。
チームの資源は有限ですので、どんなことに応えてどんなことにいのかという戦略的な資源配分が必要です。
例えば、ディズニーはPhilosophyの魅力で束ねているように見えます。
「夢の国」「ハピネス」「ファミリー・エンターテイメント」などのコンセプトに惹かれて働いている人が多く。ディズニーで働いているのであれば施設や職種、給与は問わないという人もいらっしゃるように感じます。
このようにどのPでメンバーのエンゲージメント率を高め、束ねていくのかを戦略的定め、チーム作りに取り組んでいくことは有効です。
「何に共感して、メンバーたちはチームとして活動しているのか」が不明確なのであれば、エンゲージメントを高める軸を明確にすることが重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
チームづくりをする上で重要なことが本書にはぎっしり詰まっています。
本書は気になる章だけ読んでも完結する作りとなっているので、気になっている部分だけを読むのも一つの手ですね。
以上、むーなか(@muunaka0202)でした。
独特な歌詞と聴きやすい曲と特徴的な声「amazarashi」
皆さんは「amazarashi」というバンドを知っていますか?
「amazarashi」とは日本のロックバンドでメンバーは二人。そしてその素性の多くは謎ばかりのグループです。
今日はそんな「amazarashi」の私が知っていること、そしてオススメの曲を紹介したいと思います。
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謎ばかりのバンドamazarashiのメンバー
amazarashiは青森県で作られたバンドで、メンバーの秋田ひろむさんも青森県出身です。
もう一人のメンバーに豊川真奈美さんがいます。
バンド名の由来は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝し(あまざらし)だが、それでもというところを歌いたい」だそうです。
独特な感性から作られる曲たち
amazarashiの曲はどれも個性的で、歌詞一つ一つにとてもたくさんの意味を込めて作られています。
その中でも私が好きな曲をいくつか紹介したいと思います。
空に歌えば
amazarashi『空に歌えば』“Singin' to the Sky” Music Video|「僕のヒーローアカデミア」OP曲
週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画「僕のヒーローアカデミア」のアニメ2期のオープニング曲です。POPな曲調でとても聴きやすく作中の学校(ゆうえい学校)にかけて「それゆーえー」という歌詞が耳に残ります。
フィロソフィー
amazarashi 『フィロソフィー』“Philosophy” Music Video
ダイドーブレンドのCMに使われていてamazarashiを知らない人でももしかしたら聴いたことある方は多いかもしれません。
ですが、個人的にはCMと曲が全くマッチしていない気がします。
ただamazarashiらしい歌詞をしていて若い人達はすごく共感できるのでは無いでしょうか。
私は『死ぬ気で頑張れ、死なないために』という歌詞が好きです。
季節は次々死んでいく
amazarashi 『季節は次々死んでいく』 ”Seasons die one after another” “東京喰種トーキョーグール√A”ED
「東京喰種√A」のエンディング曲。MVがグールを連想させるように作られていて、最初は上品に生の肉を食べていた女性が最後には下品に本能のままに生肉を貪るという衝撃的なMVだった。
認知度が上がり続けているバンドamazarashi
いかがでしたか、最近はアニメなどのタイアップ曲も増えてきて少しずつ認知度が上がっていますがまだまだこんなものではないと思います。
まだまだ目が離せないamazarashiの活躍に期待したいですね。
以上。むーなか(muunaka0202)でした。
広がり続ける異世界というジャンル
ここ最近漫画界で広がり続けているジャンルがあります。もし本屋などで漫画をよく見ている人なら目にしたことがあるかと思います。「異世界もの」というジャンルを。
どこから始まったのかわかりませんがなろう系と呼ばれる「小説家になろう」というサイトで始まったと言われています。
今となってはなろう系出身の単行本、web漫画、ラノベ(ライトノベル)、とても幅広く浸透しているジャンルです。
今日は、最近私個人的に注目している異世界ものについて書いていきたいと思います。
そもそも異世界ものって?
作者の方々は個性を出すために設定に誤差があるけれど、ただ一つ、どの作品にも同じ設定があります。それは、「主人公が転生している」ということです。
1巻の冒頭で十中八九主人公は死に至ります。そして、異世界に生まれ変わり第二の人生を送るのです。
異世界ものでは、ほぼすべての作品で主人公は前世の記憶を引き継いでいるため、貴重な知識を持っていたり、特殊な能力を持っていたりします。
設定が似ているなら量産型ばかり?
根本的な設定が似ているということもあり、よく言われているのは量産型ばかりで面白くない、ということです。
しかし、実際に一つ一つ見ていくとしっかり作者が描きたい設定があって意外とそれって作品一つ一つ違うんですよね。なので、見ていて全く飽きません。
そして主人公は基本的に特殊能力を持っている設定がほとんどな為、俺TUEEものが多いです。最強の主人公VS異世界の最強みたいなバトルも見ていてとてもワクワクしますよね。
量産型なんて言わせない、魅力ある作品
量産型ではないと言っても初期設定は似ている物が多いですが、その中でも読んでワクワク感や爽快感が桁違いな作品はやはりあります。
私的にオススメと感じる漫画を3つ紹介します。
サラリーマンだった主人公三上 悟(みかみ さとる)は事件に巻き込まれ、死んでしまう。そして転生を果たし水面に映った自分を見てみるとスライムに転生。
転生した場所は洞窟でそこで1匹の竜、暴風竜ヴェルドラ・テンペストに出会う。
すぐ食われるかと思いきやヴェルドラは襲ってこない。封印され身動き取れなくなっている。
そんな中ヴェルドラからの提案がある、しゃべり相手(友達)になってほしいと。
そして三上はそれを承諾し、ヴェルドラに名を付けてもらう。
リムルはヴェルドラを吸収し、ヴェルドラの封印を解く術を探すべく旅に出る。
大人気なオンラインゲーム「ユグドラシル」だが、その人気も長くは続かずサービスが終わる事になる。
そのゲームがあと数時間で終わるというときに、会議室のような洋室で一人椅子にかける不気味な風貌の男が一人。
このゲームで最も強く、最も崇高な男アインズ・ウル・ゴウン。
そしてゲームが終わる00:00分。
しかし待ってもゲームはいつまでたってもサービスが終わらない。
不思議に思いログアウトしようとするがログアウトできないアインズ。
それどころがNPCだったキャラクター達が意思を持ちしゃべっている。
最強だった称号を持ったままユグドラシルの世界に彷徨ったアインズはこれからどんな転生生活を送るのか。
RE:ゼロから始まる異世界生活
夜のコンビニで買い物をするジャージ姿の主人公、ナツキ・スバル。
そしてコンビニを出た時誰かの声がする。そして目の前が一瞬暗くなると次目を開いた時には昼の、しかも見覚えのない街並み。戸惑いながらも街を探索するスバル。
路地裏に迷い込んだ際スバルは3人のチンピラに会い、その3人を刺激してしまいナイフで刺されてしまう。
死んだと思ったスバルだったが、また目を開けると先ほどみた街並みに見覚えのある人たち。
死に戻りの力を手に入れたスバルはなぜ、自分がこの世界に呼ばれたのか。その調査に出る。
まだまだ広がり続ける異世界ブーム
いかがでしたか。今回はすごく特徴的な3つの漫画を紹介させてもらいましたが、探してみるとまだまだ異世界ものの漫画があります。
皆さんも一度書店などで手にとってみてはいかがでしょうか。
以上。むーなか(muunaka0202)でした。
「実験思考」 世の中すべて実験??
世の中のコンテンツの多くは、先払いが基本になっている。
しかし、ライブも、映画も、本もおもしろかったらおもしろかった分だけ払うようになっても良い。1800円の映画を観た後、500円しか価値を感じない時もあれば、1万円、10万円を払ってもいいような時もある。
本書は、本の価格を自由に読者に委ねてみたら、定価で売った場合より儲かるのか?という実験が行われている。
“価格自由”
本書は価格を読者が決めることができる。
紙の本は印刷原価相当の390円、電子版は0円を支払う。
その後、価格は読者が決め、特設サイトから支払うという仕組みだ。
そんな、すべてのビジネスは実験と語る、著者光本勇介の思考とは一体どんなものか。
「実験思考」 著 光本勇介
光本勇介
株式会社バンクCEO
ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社 創業者/取締役会長
へイ株式会社 取締役
誰でも簡単にオンラインストアを作れる「STORES.jp」や目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるアプリ「CASH」、あと払い専門の旅行代理店アプリ「TRAVEL Now」など次々と世の中にインパクトのあるサービスを生み出す起業家。
1.選択と集中
学生時代は翻訳のクラウドソーシングや留学斡旋、起業してからは自分だけのシューズやワンピースが作れるサービスなど、5つの事業を5人で同時に
やっていたという光本さん。
会社をやり始めてからは、貯金が2万になったこともあります。
起業してからは何年もずっと「低空飛行」でしたが、「みんなが使ってくれるサービスを作りたい」という思いを抱いていました。
そんな中、「STORES.jp」が誕生します。当初は、低空飛行にも慣れてきて、「食べていくためにもう一つ事業を作ろう」というイメージで作った事業。STORES.jpの当初の利益目標は月20万円ほど。
しかしSTORES.jpは、リリースしてすぐ世の中が騒いだ。
「自分の店を持てるらしいよ」ということでたくさんのリツイートがされた。
今までにない感触を得たことで、起業家としての成功体験はこれが初めてだと語る。
光本さんはSTORES.jpの成功を確信し、事業をSTORES.jp一つに集中すると判断し、他の事業を売却しました。
2.すべての人を信じるサービス
発想の転換一つで世界の景色はガラリと変わります。
みんなが上から見ているときに、下から覗き込む。
みんなが当たり前に思っていることを、ゼロベースにして考え直すのが光本さんの思考。
ほとんどのビジネスは「すべての人を疑う」という前提で成り立っています。
消費者金融の「むじんくん」のようなボックスでも、すぐに貸してくれるわけではない。いろいろな情報を入力して、免許証を提示する。そのような情報をベースに「この人にはいくら貸せるか」という判断をしています。
駅の自動改札機もそうです。改札機は一台650万~1500万するそうですそれが人駅にいくつもある。単純に「切符を買っているかいないか」という判断をするために、莫大な資産がかかっています。
もし、「すべての人を疑う」という前提をひっくり返すことができたらどうでしょう。「すべての人を信じる」サービス、つまり「性善説」に基づいたサービスを2017年に光本さんはリリースします。
目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わる「CASH」の誕生
「現代版の質屋」とも言われるのが「CASH」というサービス。
ユーザーは目の前のモノをパシャッとスマホのカメラで撮ると、金額が表示されて瞬時に口座に振り込まれます。
その時点で「SMS認証」以外の審査や手続きをする必要はなく、気軽にユーザーは現金を得ることができます。もちろん、ユーザーは写真で撮ったものをCASHに送る必要があります。もし、できない場合は2ヶ月以内に手数料とともに返金しなければいけません。
リリース後、爆発的に使われたCASHは24時間で3.6億円をばら撒きサービスを止めざるを得なかった。しかし、1億円をばらまいてみたいというぶっ飛んだ思想をサービスに落とし込むことで、世の中の真理が見えることができた。
つまり、「実験家」としてアイデアや仮説を世に問うことで、人間を知ることができる。こんなに面白いことはない。これこそ、本書のタイトルにもなっている「実験思考」です。
3.「市場選択」と「タイミング」
光本さんが普段から意識していることは、「普通の生活者」でいようとすること。
そうすることで、企業経営者が忘れてしまうような、当たり前の感覚を持つようにしているそう。
具体的には、「iTunesのトップ10」をダウンロードしたり、ヤフーニュースのトップページをチェックしていたり。流行りやメジャーなサービス、新しいものに触れることで、「マスの人たち感覚」を知る。
そのように過ごしながら、アイデアメモを普段から蓄えてるという。
具体的には、過ごす中で、「こうなったら便利なのに」、「こうしたほうがいいのに」「なんでこうなっているんだろう」と言ったことを「僕ならこうするのな」メモに書き溜めるそうです。
ビジネスは「市場選択」と「タイミング」
新しすぎてもマスが追いつく環境が整っていないとうまく行きません。光本さんは、カーシェアリングサービスを10年前にリリースしました。今でこそ、UberやAirbnbのようなサービスが当たり前のように使われていますが、当時はほぼ誰も理解してくれなかった。
どれだけ「未来を見通す目」が正しくても、事業を出す「タイミング」が重要だということです。
サイバーエージェントの藤田晋さんも「新しすぎることをやると人がついてこないから、できるだけ業界の人が『いまさら?』というような方がいい」と言っています。
つまり、「時代の半歩先」くらいのものがちょうどいい。
普段から、インターネットに限らず幅広い業界の「ぼくならこうするのにな」というアイデアをストックしておいて、「市場選択」と「タイミング」が整ったときにフルスイングする。
2018年は「旅行の年」というテーマを決めていて、その年にリリースした「TRAVEL Now」というアプリをリリースし話題を集めました。
2019年は「不動産の年」になると思っていて、今は色々と仕込んでいる段階だそう。今後の「実験」にも注目していきたいです。
まとめ
最近は「性善説」と「思考停止」という二つの視点から全業界を見つめ、「どんなサービスができるかな」と毎日を過ごしているという、光本さん。
世の中にないものを作りたい。世の中にインパクトを与えたい。
「狂っている」とまわりに思われたい。
世の中にないもので、「狂ってるよね」と言われるものこそ、最高の「実験」です。
余談ですが、2018年STORES.jpは決済サービスを手がけるCoineyと経営統合をしてhey株式会社を設立。光本さんは取締役に就任。
代表取締役には、私が最も尊敬する経営者の佐藤裕介さんが就任しています。
光本さん含め、今後のhey株式会社にも注目したいです。